あらすじ
時は令和六年。 坂の上にある邸宅で、『批評家』が死んだ。 眼窩(がんか)には愛用の万年筆が深々と突き刺さっている。 万年筆は脳に達しているだろう。 頬を伝う黒いインクは、『批評家』の涙にも思えた。 さて、事件現場に居合わせたのは『純文学作家』『刑事ドラマ脚本家』『古本屋』『ゴーストライター』と、本にまつわる職業の4名だ。 4人は互いを不審に思いつつ、全員が家の中に入りたがっている事を理解する。 家主の不幸も知らぬまま、4人は家の中へ入って行く。 "偶然"居合わせた事は"偶然"ではない。 だが"必然"と言うには高尚(こうしょう)すぎる。 言うなれば"選択"。 あなた達はここに居合わせるという"選択"をした。 ただ、それだけの物語。
キャラクター
純文学作家
(年齢・性別・名前はプレイヤー自身で決めてください。思いつかない場合は、素でOKです。) 純文学(じゅんぶんがく)は、大衆小説に対して「娯楽性」よりも「芸術性」に重きを置いている小説を総称する、日本文学における用語。
刑事ドラマ脚本家
(年齢・性別・名前はプレイヤー自身で決めてください。思いつかない場合は、素でOKです。) 刑事ドラマ(けいじドラマ)は、主に刑事(もしくは警察官)を主人公とするテレビドラマのジャンルの一つ。警察ドラマ(けいさつドラマ)とも呼ばれ、主に犯罪事件の捜査と解決を主軸とした物語をテーマとする。
古本屋
(年齢・性別・名前はプレイヤー自身で決めてください。思いつかない場合は、素でOKです。) 主に通俗的な古本を売買する店と、主に高価な古書を売買する店に分かれる。 日本では法的に古物商の一種とされており、日本で買い取りにより仕入をする古書店を営業するためには古物営業法に基づく許可が必要である。
ゴーストライター
(年齢・性別・名前はプレイヤー自身で決めてください。思いつかない場合は、素でOKです。) ゴーストライターとは、書籍や記事、脚本などの代作を生業とする著作家のことである。なお、変名を使い正体を明かさないまま作品を公表する覆面作家とは異なる。
制作者のコメント
マーダーミステリーも、謎解きも、ボードゲームも、ストーリープレイングも遊べるUZUだからこそ作れるものを目指しました。 だけどテストプレイの結果、「そんなものはつまらない」と分かりました。 いや、きっと全てを包括する力量が自分に無かっただけなのだ。 そして、"作者がやりたいと思うマーダーミステリー"だけが残りました。