あらすじ
この街には、とあるマフィアファミリーが存在した――。 「Rovina Family」の名を冠するその組織は、 およそ15年にわたり、この街に拠点を構え、悪逆の限りを尽くしてきた。 街全体を巻き込み大虐殺を起こしたテロに始まり、麻薬や武器の密売・拷問・人殺しに至るまで何でもやる、人々を恐怖に陥れ、時に疎まれる巨悪の組織。 しかしその実、ファミリー内ではここ数年ほど、組織の巨大化に伴う内部抗争の激化に悩まされていた。 抗争は、創始者であるボスを中心とすべきだと考える「ボス派」、ボスの意向に異を唱える幹部が中心となる「革新派」がぶつかり合い、組織内部の政治のみに関わらず、街中でのシノギの奪い合いなど、今や互いに同じ組織であるとは思えないほどの激しい争いを繰り広げている。 過激化する「革新派」の刃は、今や長であるボスその人に向けられていた。 ボスはアジトではなく山奥に存在するボス本人の屋敷へと身を潜めることとなる。 屋敷には、ボス本人の許した人間以外は出入りすることが出来ない。 ――ある日、その屋敷にて。 あろうことか、ボスが死んだ。 殺されていた。 一体誰が? 「革新派」のスパイが紛れ込んでいるのか、それとも――。
キャラクター
アルバート
性別:男性 年齢:44歳 役職:アンダーボス(副ボス) 内部抗争においては”ボス派”の代表と認識されている。 厳格に組織を執り仕切る、創設メンバーである。 ボスの次に権力を持ち、彼に逆らう者はいない。
ジーノ
性別:男性 年齢:27歳頃(正確な年齢は不明) 役職:幹部 血の気は多いが切れ者。ボスやファミリーへの忠誠心は強い。 内部抗争においては”ボス派”の代表格として認識されている。 ファミリーに加入して12年目。
アレシア
性別:女性 年齢:26歳 役職:幹部 ボスへの忠誠心が強い。気が強く、歯に衣着せぬ物言いをする。 内部抗争においては”ボス派”として認識されている。 ファミリーに加入して15年目。
ルカ
性別:不明 年齢:不明 職業:殺し屋 最近になってファミリーに出入りするようになった。 暗い雰囲気を持つが、話し方は毅然としている。 ファミリー内の人物との関係性は不明。
サラ
性別:女性 年齢:23歳 職業:ボスの娘 物静かで無表情。 マフィアボスの娘として命の危険があるため、あらゆる自由が制限されている。 ファミリーには所属していない。
カルロ
性別:男性 年齢:18歳 役職:構成員 素直で純朴。現在は実質的なジーノの部下。 ジーノの部下であるため”ボス派”として認識されている。 ファミリーに加入して四ヶ月。
制作者のコメント
『贖罪(しょくざい)のラ・マグノリア』 処女作となるため、 拙い点も様々あるとは思いますが温かい目で見てもらえますと幸いです。 感想をたくさん頂けると今後に活かせますので大変うれしいです。 <SpecialThanks> キャラクターデザイン・作画 ラティカ様 テストプレイにご参加いただきました皆様 タイトル画像:mk18の素材屋 様 BGM: 「レゾナンス・ジャズ」Mo Gura様 「Jail Break」「Manhattan」「Just the Record」「紫煙」「緊迫‐BeArrested-」「鼓動」「Unforgattable」DOVA-SYNDROME様 「雨の恋人たち」甘茶工房様 「決意‐新たなる旅立ち‐」nons works様