あらすじ
血液の細胞がウイルスに感染する 『BV病』。 世界中で、子供から大人まで多くの人がこの病と闘っている。 その病気を診断する装置の研究者として有名だった森 弘樹は、 突然勤めていた大企業を退社し、 行方不明となった。 その5年後。 森 弘樹はひっそりとした山奥の小さな建物で死体となって発見された。 死体のそばには、BV病を高精度で診断できる新技術「フォトン技術」の設計書と、 その技術を彼の息子で大学生の森 和樹に譲ると書いた遺書が遺されていた。 フォトン技術を使った診断装置が完成すれば、現在使われている診断装置の性能を大きく上回るだろう。 フォトン技術を受け取った森 和樹は、父が自宅に残していた名刺をもとに関係者を集め、意見を求めることにした。 本日の会議には、そうして集められた ①森 和樹②塩見智也③駒井 誠④森 加奈⑤井上拓也⑥大井 駿 の6名が参列し、 この最先端技術の行く末を決定する会議が始まろうとしていた …。
キャラクター
森 和樹
もり かずき
新技術の開発者である森 弘樹の息子 理系の大学に所属し、父とは違う分野を研究している 優柔不断で色々悩みすぎる点が欠点 1人称は「僕」 ㊟この物語は主人公である貴方の決断によってエンディングが決定します、責任重大!!
井上 拓也
いのうえ たくや
森 和樹の幼馴染で、銀行マン 仕事で中小企業の経営に携わっていて、技術の扱い方にはある程度の知識を持っているらしい 1人称は「俺」
森 加奈
もり かな
森弘樹の妻で、森和樹の母 おっとりした性格だが一度決めたことは変えることがないほど頑固 1人称は「加奈」、和樹相手には「お母さん」
塩見 智也
しおみ ともや
大企業・フェイム社の開発部長 森弘樹の元上司で、大井駿の現在の上司。常に冷静で落ち着いた雰囲気を放っている 1人称は「私」
大井 駿
おおい しゅん
大企業・フェイム社の開発部の部員 塩見智也の現在の部下で、森弘樹の元・部下 誠実な性格でまっすぐな性格 1人称は「自分」
駒井 誠
こまい まこと
中堅企業・ポーラベラ電子の社員 森 弘樹の元同僚 関西弁ゴリゴリのゴリマッチョ フォトン技術に並々ならぬ興味を持っている 1人称は「ワシ」
制作者のコメント
アイデアをビジネス化していく途中には、 様々な困難が待ち受けています。 あるアイデアを手に入れたみなさんが、 段階的に進行する1つのストーリーのなかで、 与えられた情報や状況を分析しながら、 どのような選択をしていくのか …… ゲーム感覚(謎解き感覚)で進めながら、 ビジネスや法律などの社会の仕組みを学んでいきましょう。 ※キャラクター絵について 作者:Carlmary URL:https://carlmary.jp/gallery/materials-300/