ニャルネオーレ・ファミリーの後継者として任命されたドンの三男。元々はマフィア稼業から逃げるべく軍に従軍していたが、ドン襲撃の報復としてヒトッタリア・ファミリーの幹部を暗殺するなど、その豪胆さが評価された。兄弟の末っ子。

殺された長男の後を継いだニャルネオーレ・ファミリーのアンダーボス（No.2）。軽薄でありながらも面倒見が良く、下っ端たちからは慕われている。ドンの跡目は自分だと息巻いていたが、三男が跡を継ぐという発表にショックを受けているようだ。

マフィア稼業には関わっていなかったドンの長女。最近、旦那が失踪している。長男死亡の遠因になったとして処分されたのでは……と噂されている。その噂を聞いて以降、精神的に不安定であり、ややヒステリックな印象を受ける。兄弟の中では長男に次ぐ二番目であり、次男、三男の姉。

ニャルネオーレ・ファミリーの顧問弁護士、そしてドンの相談役を務めるハムスター。げっ歯類に相談役を務めさせるなどと当時は批判も多かったが、今ではその手腕が皆に認められている。だが三男のドン就任後、ドンが三男の相談役を務めるのだという自身の降格の内示にショックを受けているようだ。

組織の汚れ仕事を一挙に受ける寡黙なゴリラ。その身体の大きさと怪力から圧倒的な実力を誇る。三男によるヒトッタリア・ファミリー幹部暗殺では、警戒されるからと暗殺の役目を任じられることは無かった。ドンに絶対の忠誠を誓っている。

ニャルネオーレ・ファミリーの幹部を務めるキツネ。外交にも秀でており、これまでは他のファミリーと揉めること無く上手く折衝をこなしてきた。腰の低さに反し、ドン襲撃後、長男、次男をしっかりと支えてきた。