あらすじ
これは、誰にも形容できない或る想いの物語。 時は、大正。 帝都の外れに、死人の藝術を揃えた奇妙な館が噂される。 その名は「鬼哭館」。 ここでは時折、客人を招き奇妙な展示が開かれる。 此度の祭典に現れたのは、六人。 そうして一夜明けたのちに、現れるのは一つの死体。 不可解な死体は、まさに死人の館を飾るにふさわしい「鬼の祟り」。 奇怪な事件に現れたるは、「自称名探偵」。 さぁ、不可解な殺人現場に、いかなる秘密と物語が隠されているのか。 大正浪漫マーダーミステリイ 「鬼哭館の殺人事件」 これより、開幕となります。
キャラクター
作家
さっか
(年齢:三十代 性別:不詳)かつて一世を風靡した、この時代を象徴するとも言える文豪の一人。この鬼哭館には、取材旅行がてら「書生」と共に訪れた。 中世的な外見、声をしており背格好からは性別の判断がつかない。
書生
しょせい
(年齢:二十歳前後 性別:男性)作家の元で、住み込みで働きながら勉学に勤しむ学生。 鬼哭館には、作家を連れ立って訪れた。まだ若いながらも、聡明な雰囲気の青年。
将校
しょうこう
(年齢:三十歳前後 性別:男性)大日本帝國陸軍所属の将校。 鬼哭館へは、軍の仕事で訪れた。軍服の上からでも鍛えられていることがわかる。
新聞記者
しんぶんきしゃ
(年齢:二十代 性別:女性)大日本帝國新聞社勤務の記者。 鬼哭館には、記事の取材に訪れた。小柄で眼鏡をかけた女性。
お嬢さん
おじょうさん
(年齢:十代 性別:女性)育ちの良さそうなお嬢さん。 鬼哭館には教養を深めるために訪れた。楚々とした振る舞いの、小柄で可愛い少女。
メイド長
めいどちょう
(年齢:二十代後半 性別:女性)鬼哭館に仕えるメイド長。鬼哭館で開かれる展覧会を全面的に補佐している。 女性にしてはかなり背が高く、日本人離れした雰囲気を持つ。
探偵
たんてい
(年齢:不明 性別:男性)「自称」名探偵。鬼哭館には、事件が起きた後に訪れた。 犯人ではないと保証される唯一の存在(これは物語上で保証されている)
制作者のコメント
作者の小田です。本作は私が初めて作ったマーダーミステリーです。 そんな作品が今も尚、色んな形で皆様の元に届いていることを大変嬉しく思います。 どうぞ一度だけの物語を、あなたに。 【クレジット】 ゲームデザイン、シナリオ:シグレ/小田ヨシキ 表紙、パッケージ版コンポーネントデザイン:藤本ふらんく パッケージ版トークンデザイン:rui キャラクター、裏表紙デザイン:テェミ 制作:グループSGR/週末倶楽部 BGM ・DOVA-SYNDROME ・https://youtu.be/vzxDmEBrs6k ・おとわび(https://otowabi.com/) ・柊情景音楽店(https://hiiragimusic.com/) ・ミリー(https://note.com/m0chikinak0m0chi)