あらすじ
~対話マーダーミステリー~ 南海の孤島で繰り広げられる難事件。果たして勝つのは探偵かそれとも『名探偵殺し』か。 <本シナリオについて> ■密談ありの会話中心の推理です。 ■オープニング・エンディングとセリフの読み合わせ中心に進行が進み、推理小説を読み進めるようなシナリオになっております。 ■マダミスにハマり始めたみなさま、 また目の肥えた上級者の方々で久々に対話形式のマダミスがやりたいという皆様にぜひプレイいただきたいです。 ■メモは慣れている方は必須ではありません。 (ランダムに取得するカードなどはありません) マダミスBootCamp第二期・参加作品 * <あらすじ> 小さな島にあるペンション「緑ヶ丘荘」。 緑ヶ丘荘のオーナーであり名探偵と名高い明智と、ペンションの管理人以外は、全員初対面。 そんななか、明智が宿泊客を集め、こう話し出す…… ――とある殺人犯が私の命を狙って、このなかに紛れ込んだことがわかりました。 その名も「探偵殺しの柾木」。 殺害予告は今夜。 そこで、皆様にはこの「柾木」を探し出すためにご協力いただきたい―― 探偵ひとりと管理人、そして居合わせた4人の客人たち。 はたしてこの6人は、紛れ込んだ『探偵殺しの柾木』の正体を暴き、無事に朝を迎えることはできるのか。
キャラクター
明智
あけち
やや小柄で恰幅の良い、人が良さそうな男。53歳。 同業者の間では希有(けう)な名探偵として知られており、人嫌いであまり島を出ない。 厚手のスーツとカフスボタン、山高帽を被り、パイプをくわえている。
音無
おとなし
緑ヶ丘荘の管理人。44歳。 スレンダーで背が高く黒縁メガネをかけている少し神経質そうな婦人。 明智から緑ヶ丘荘の管理を任されており、時には明智の助手的な手伝いもする。 手首まである袖とロングスカートの黒の給仕服に、エプロンを着けている。
亀田
かめだ
新聞記者をしているという気さくな男。38歳。 ダイビングが趣味でこの島を訪れたという。 職業柄か少々他人との距離感が近い。 短髪に、アロハシャツから日焼けした腕が覗く。
南條
なんじょう
ホステスをしているという美しい女性。29歳。 濃い化粧に、ブランド物のノースリーブドレスを着ている。 男関係で揉め、一人旅でこの島へバカンスにやってきたらしい。
山本
やまもと
ハキハキと受け答えする好青年。19歳。 大学の夏休みを利用し、全国を旅して回るバックパッカー。観光でこの島を訪れた。 大学生らしい半袖Tシャツにジーンズという服装。
大河内
おおこうち
犯罪心理学を専門としている大学教授。68歳。 白髪の髪に眼鏡をかけた、落ち着いた佇まいの男性。長袖のYシャツに日除けの帽子をかぶっている。 珍しい専門書を多く所蔵している書斎の評判を聞きつけ、休暇を兼ねて緑ヶ丘荘を訪れた。
制作者のコメント
キャラクターイラスト・デザイン: 灯屋 駆舞 様 <これまでプレイさせていただいたマダミスシナリオ作家の皆様に感謝を込めて、 そして、また新しくマーダーミステリーを始めた皆様に捧げます> 古き良き探偵が出てくる小説の雰囲気をベースに、現代の風味も取り入れつつ、意図せず昭和の火サス感も漂ってしまったシナリオになりました。 私事となりますが、 大変お世話になったマダミスBootCamp第二期の運営・メンバーの皆様、 テストプレイにご協力いただき貴重なご意見をいただいた皆様、 そして、最後までご指導いただいたメンターのまるゆ様、本当にありがとうございました。 【更新履歴】 2023/2/19 18:00リリース