簡介
ここは人型種族と魔物種族が存在する大陸。 言語が通じず相容れない2つの種族は互いを敵対視し殺し合いの争いをしている。 人型種族は冒険者ギルド・研究所を設置して、魔物種族に対抗する精鋭冒険者の育成や研究を行っていた。 ある研究所が新発見の魔物を生きたまま捕獲して研究することにした。 その魔物は、『鬼子(おにこ)』という大量にいる小さな角がある身長1mの魔物に似ているが、明らかな身体的特徴から『鬼子女王(オニコクイーン)』と命名された。 『鬼子』は脅威度は低いが、数が多く、小さな村が襲われて食糧強奪・村人殺害で壊滅することも珍しくない。繁殖方法に謎も多い。 女王種の発見・捕獲は貴重な研究成果につながる。 その研究所が『魔物』の大群に襲われたため、冒険者たちが派遣されて防衛の任務に就いた。 しかし、防衛戦の最中に『鬼子女王』が殺された。 「鬼子退治が最優先だ」 が口癖の『キルオニ』が自らが犯人だと自白した。 しかし現場の状況から、彼だけでは犯行は不可能だった。 彼とは別に真犯人または彼の共犯(協力)者が、研究所を防衛していた3組6名の冒険者の中にいるはずだ。 各組の代表者3名で、『鬼子女王殺害事件』の真相と真犯人(または共犯者)を特定し、冒険者ギルドに報告することとした。
角色
ステッキ
人間女性 20代 魔力有り 使用武器=杖(無くても魔法は使えるが、威力が増す) ランス(NPC)のペア 自己紹介 「私はステッキ。賢者エルフの下で修業した魔女。多才な師匠には及びませんが、火の魔法が得意です。」
サムライ
人間男性 20代 魔力無し 使用武器=大剣(溜めが必要だが、一振りで大きな魔物や小魔物達をなぎ倒す) パラディ(NPC)のペア 自己紹介 「拙者(せっしゃ)はサムライ。東方の島国ジャポン国出身だ。小さな鬼子より、トロル・竜等の大物退治の方が向いている。」
アロー
エルフ 2000歳前後 魔力有り ※このPCは男女どちらの性別でプレイしていただいても構いません。 使用武器=弓矢(視界に入った50mの範囲の狙った敵に必ず当てる) ドアフ(NPC)のペア 自己紹介 「わらわはアロー。大陸内部奥深くのエルフの森から冒険に来た。エルフには男女の区別は無いが、(男or女)だと思ってくれ。」 ※NPCの研究所所長(賢者エルフ)のセリフを代読するため、読み上げ担当が多いです。
作者的話
ウズでのマーダーミステリーの制作は初めてです! ※オフラインメインでは20作くらい制作しております。 本シナリオは3人~6人用のオフラインパッケージ版としても販売いたします(しています)ので、プレイ済みの方が再度プレイをされないようにご注意をお願いいたします。 ※若干投票ルールやエンディングをパッケージ版と変えております。 ◎クレジット ・キャラクターイラスト制作(AIソフト) ・BGM(松浦洋介様 DOVA-SYNDROME) <制作者のマダミス作品全般に共通するルール> ・本格マダミスです。「自分(達)が犯人だ」とゲーム中に自白してはいけません(ウソでも本当でも)。 ・事件の真相の推理が必要です。ただ最初から真犯人が誰か(時系列整理やアリバイ精査)だけを特定しようとしても難しいです。事件に無関係に思える不可思議な謎を解いていき、だんだんと事件の真相がわかることによって、真犯人が絞られていきます。 ・個別設定書の個人目標(方針)は達成可能性がある限り厳守してください。例えば【○○が犯人として投票されないようにする】という個人目標(方針)なのに、「自分がこのキャラクターなら『むしろ○○が犯人として投票されるべきだ』と考えるはずだ!」とプレイヤーが考えて、個人目標(方針)と違う言動をすることは禁止です。 ・殺害という結果を基準に真犯人を特定します。「次のような事情で殺したのだから真犯人として投票すべきではない」という主張や議論は禁止です。 例① 殺意(動機)が無かった(例えば「心神喪失や催眠状態」)。 例② 殺すつもりでは無かった(例えば、ふざけてボールをぶつけたが、当たり所が悪くて死んだ)。 例③ 正当防衛で殺してしまった。 例④ 相手を勘違して殺した(例えば「サルを殺すつもりだったのに人間だった)。 ※あくまで、当方作のマダミスを十分に楽しむためのルールなので、他のシナリオを批判・否定するものではありません。