ウズで遊べる歴史のマダミス一覧
(1~10件目/19件中)
FALLENDES REICH(ファレンデスライヒ) ー狂気の帝国にてー
もっくん
科学ではなく魔法が発達した世界の、とある時代、黒い帝国。
約30年前、黒い帝国は赤・青共和国同盟と大戦争を行い敗北、黒の国土は荒廃した。
国土は削減され、莫大な賠償金を課され、国民は嘲笑された。
屈辱に沈む黒の国民は、「総帥」と名乗る人物を熱狂的に支持するようになった。
彼は「煽動術(呪術の一種)」の天才であり、国民の復讐心を巧みに煽り、ついに国の指導者になった。
彼らは先進的な魔法学で強力な軍隊を組織し、赤・青に対し復讐戦争を仕掛けた。
黒は連戦連勝し国土を回復したが、次第に物量に勝る赤・青に押されるようになった。
黒はついに首都近郊に追い詰められ、敗北は時間の問題となった。
官邸すら飛空魔術隊の空襲を受けるため、総帥自身が地下壕に逃げ込む有様だった。
絶望する総帥に、一人の博士が言った。
「私の魔法学の研究が完成すれば、間違いなく逆転できます。あと数日で完成します!」
総帥は歓喜し、完成を今か今かと待ち続けた。
しかし完成の前日、博士は死体となって発見された。
総帥は怒り狂い、博士を殺した犯人を必ず血祭りにあげると宣言し、完成しているはずの研究を血眼で捜索する。
勝利のためには、あの研究が絶対に必要なのだ。
明日には赤の軍隊がここに乗り込んでくるだろう。
タイムリミットは近い。存亡をかけた推理が始まった。
7
人
220
分
490
2024/11/17公開
帝国漂流船のバルカロール
雨宿りの回廊
1880年、アラビア海。
亜大陸の平定後、帝国海軍は島嶼部への調査隊の派遣を続けていた。
有人島調査を無事に終えた一艇の調査船は島を離れ、6人の隊員を乗せ帰路についていた。
穏やかな波と晴れ渡った空が、旅の帰路を祝福しているようだった。
甲板で潮風を受ける6人の表情には旅の疲労がありながらも、それぞれが自身の技能を余すことなく発揮した達成感が滲み出ていた。
あとは亜大陸の港に帰るのみとなった。
眩しい夏の日差しを探検服の背に浴びながら、亜大陸の港に思いを馳せる。
しかし、思い描いた夢は叶わず、アクシデントに巻き込まれてしまう。
我々の身に何が起こったのだろうか?
整理するためには、順に思い返す必要があるだろう。
5
人
150
分
2024/11/06公開
アーベントラント ―誰そ彼の地―
スタジオ朝霞・クエン酸味
世界初の西欧横断鉄道として計画された、寝台列車アーベントラント急行。
ドイツ帝都ベルリンとスペイン王都マドリードを結ぶ、総長1,300マイルにも及ぶ超長距離路線だ。
その記念すべき初運行の途上にて、招待されていたマドリード市長の死体が発見された。
初運行の最中に殺人事件が起きたとなっては、全く以て他国に示しがつかない。後方の一般客に悟られないよう注意しながら、7人は自分たちだけで真相を解き明かすことにした。
7
人
180
分
840
2024/11/04公開
魔宮館の怪
バンナイ
19世紀末、ヨーロッパの人知れぬ山中に屋敷を建て、隠遁生活を送る天才科学者がいた。
この物語は、彼の死体が見つかったことにより始まりを告げる。
孤独に耐えかねた天才が、世をはかなんで死を選んだのか?
それとも、屋敷に居合わせた6人の男女の中に、科学者を無慈悲に殺害した犯人が紛れ込んでいるのかもしれない。
各人の思惑が交錯し、繰り広げられるのは華麗な推理ショウか、殺戮の宴か。
「魔宮館(まきゅうかん)」にて、皆様のご来訪をお待ちしております。
6
人
150
分
350
2024/07/05公開
サロマ湖昭和開拓物語
農村JACK
北海道にある、日本で三番目に大きい【サロマ湖】をご存知でしょうか。
これは、そんなサロマ湖と漁業にまつわる約100年前の出来事……。
***
昭和4年(1929年)4月。北海道はサロマ湖のほとりにある小さな漁村。
当時のオホーツク海の漁師は、みな貧しい暮らしをしていた。
ボラやコマイ、キュウリなどの魚を売ってなんとか米や調味料を買い、土の上に敷いた枯草や笹の上にむしろを並べて寝ていたほどの暮らしだった。
そんな中、隣の湖の対岸にある漁村は大漁を誇っていた。それは唯一、湖に空いている河口から外海(そとうみ)へ漁に出掛け、ニシンなどの魚を獲ることができたからだ。
大時化(おおしけ)が続いたある年、ついにこの村の一部の漁師たちの間でこんな話が持ち上がる。
『……我々も外海へ続く水路を開けてしまわないか?』
そうするべきだという人々と、それはやりすぎだ、何が起こるか分からないという人々の間で意見は割れた。しかし何日も続く時化に、今年の漁も絶望的ではないかという空気が広がる。
既に、幾人かの漁師たちは密かに漁を辞める準備を進めているという噂も広がっていた。
そんなある日。
村の中で責任感が強く、一番腕もいいと言われているとある漁師。彼の姿が昨晩から見えないと、捜索した結果、港の近くに打ち上げられている彼の死体が発見される。
前日、付近にいたのは次の数人だけだった。
果たして昨夜、何が起こったのか?果たして水路は完成するのだろうか?
これは事件なのか事故なのか?
まずは関係者だけで事件の捜査を行うことになったのだった……。
6
人
110
分
2024/04/14公開
飛ぶ鳥、跡を濁さず
enami
・あらすじ
飛ぶ鳥跡を濁さず(とぶとりあとをにごさず)
日本初の遣隋使まーだー?ミステリーです!
遣隋使として隋に行く前の小野妹子の元へ行き、
妹子さんを隋に送らせてください、と小野家に頼みにいく聖徳太子であったが、しかし家族は猛反対するのであった。
妹子に行かせるなら兄が、父が、母が、と名乗り出る始末である。
しかしそんな時、隋への土産がなくなったのであった。
土産を盗んだとしたら厠に立った時しかない。誰が盗んだのか?
そう思った時、家族全員が口をそろって言い始めた。
私が盗んだ、と。
「「「だから私が責任をもって届ける」」」
5
人
35
分
2024/03/04公開
決戦前夜の海賊会議 ー竹原戦国絵巻ー
天野光琉
天下分け目の大戦(おおいくさ)、関ケ原の戦い。その決戦が迫ったある日。
海賊とも呼ばれる村上水軍の大将、村上元吉(むらかみもとよし)は迷っていた。石田三成(いしだみつなり)率いる西軍と、徳川家康(とくがわいえやす)率いる東軍、どちらに与(くみ)するべきなのか。
悩んだ彼は、竹原の地にある村上家の城、鎮海山城(ちんかいさんじょう)に、信頼できる者たちを集めて会議をすることにした。
しかし、議論が紛糾(ふんきゅう)し、結論は出ない。休憩をはさむことにした一同だったが、その最中(さなか)に元吉が意識不明の状態で発見される。
誰が元吉を襲ったのか、犯人を突き止めるために会議が再開されることとなった。
4
人
120
分
2024/01/17公開
尊氏の太刀
ちゃな
足利直冬(あしかがただふゆ)という男がいた。室町幕府を開いた足利尊氏(あしかがたかうじ)の庶子で、稀代の軍才を有していたが、尊氏に認められることなくその生涯を閉じたという、悲運の士だ。
直冬は1349年に長門探題(ながとたんだい)に任じられて備後(びんご:現在の広島県)で善政を敷いた。しかし、彼の養父が失脚すると、尊氏は直冬の討伐を決定、杉山又四郎(すぎやままたしろう)を刺客として差し向けた。直冬は配下の磯部左近将監(いそべさこんのしょうげん)や河尻幸俊(かわしりゆきとし)らに助けられ、鞆津(とものつ)から九州に落ち延びたというのが定説であった。
ところが最近の学説によると、その前年に直冬を南朝成敗に派遣した折りに、尊氏は自らの太刀を授け必勝を祈ったという。そして、尊氏の太刀と称される遺物がここ竹原で発見されたというのである。
尊氏の太刀が本物ならば、直冬が当初は尊氏の信任を得ていたこと、そして彼がここ竹原に逗留していたことが明らかになる。古代日本史は大きく書き換えられることになるだろう。
ことの真偽を確かめるため、識者たちがこぞって推参した。竹原市の「町並み保存地区」にある、武家屋敷を模した宿場で、尊氏の太刀の鑑定会が行われた。
これは、鑑定会に集った4名の男女の見たうたかたの夢。
4
人
60
分
2024/01/16公開
ベートーベン殺人事件
don4838
ウィーン、1824年。売れっ子作曲家のベートーベンが10年ぶりに発表した新作交響曲、通称「第九」の初演は大成功のうちに終わった。しかし、その翌朝、祝賀パーティが行われたホテルでベートーベンの死体が発見された。犯人は宿泊していた4名の誰かであることは間違いない。彼らはお互いの調査を始めた。
4
人
60
分
2023/11/25公開
鬼哭館の殺人事件
週末倶楽部
これは、誰にも形容できない或る想いの物語。
時は、大正。
帝都の外れに、死人の藝術を揃えた奇妙な館が噂される。
その名は「鬼哭館」。
ここでは時折、客人を招き奇妙な展示が開かれる。
此度の祭典に現れたのは、六人。
そうして一夜明けたのちに、現れるのは一つの死体。
不可解な死体は、まさに死人の館を飾るにふさわしい「鬼の祟り」。
奇怪な事件に現れたるは、「自称名探偵」。
さぁ、不可解な殺人現場に、いかなる秘密と物語が隠されているのか。
大正浪漫マーダーミステリイ
「鬼哭館の殺人事件」
これより、開幕となります。
7
人
240
分
1400
2023/10/27公開