あらすじ
埼玉・東京女性連続猟奇殺人事件 通称「悪魔崇拝者 司祭事件」 2002年より発生し、30代~40代の女性が同様の手口で殺害される連続殺人事件である。警察は合同捜査本部を設置するも、2003年11月現在も犯人逮捕に至っていない。 この事件を異常たらしめているのは、遺体発見現場の異様さである。被害者となった4名の女性の遺体はいずれも、被害者の血液によって描かれた「五芒星(ごぼうせい)」のマークの上で発見されているのだ。マスコミはこのことから犯人を悪魔崇拝者「司祭」と命名した。 4人目の被害者が出て約1週間が経ったある日、名探偵・宍流累(ししる るい)と、妻が事件の被害者になったことにより捜査を外されてしまったベテラン刑事・津宮獏(つみや ばく)が出会うこととなる。 事件の真相を暴くという目的が一致した二人は、協力して事件を解決することに——。
キャラクター
宍流累
ししるるい
東京で名探偵として活躍する26歳、女性。一人称「ボク」。 整った顔立ちとスラリとしたスタイルの美人。 非常に優秀だが、芸術性のある犯罪にしか食指が動かない名探偵。IQは高いが傍若無人で、よく人の心が分かっていないと言われる。 プレイ時の表題は『名探偵宍流累 最後の事件』。
津宮獏
つみやばく
埼玉県警刑事部捜査一課強行犯係で刑事をしている42歳、男性。一人称「俺」。 ガタイがよく、精悍な顔つきをしており、その風貌は猛獣を思わせる。 署内でも一目置かれる優秀な刑事。捜査にはやや強引な手段を取ることが多いが、人情に厚く、部下からは慕われている。 プレイ時の表題は『死遊病』。
制作者のコメント
久しぶりのマダミス制作となりました。文章量がかなり多く、小説感が強めとなっています。重厚なシナリオが好みな人におすすめです。 ウズスタジオで1からシナリオを作ったのは初めてでしたが、大変便利で楽しかったです。 【クレジット】 シナリオ・制作:k.inaba キャラクタービジュアル:水鞠涙 メインビジュアル・エンドカードデザイン:ita 編集協力:アラン校長 BGM・SE:DOVA-SYNDROME/zukisuzuki BGM/甘茶の音楽工房/効果音ラボ NPCイラスト:Carlmary/RAIKO