あらすじ
今から少し昔の中華の山奥には非常に栄えた村があった。 その村には大きな神殿が存在し、そこには豊穣の神が祀られていた。そしてその村にはある秘密があった。それは10年に一度、村の中から1人を生贄に捧げ、豊穣を願うのだ。 そして儀式の前夜、事件は起きた。儀式の当日に生贄となる者が何者かに殺されていたのだ。 村はこの儀式のおかげで繁栄しており、この儀式を怠ってはいけないといわれている。 何としてでも村の繁栄を守らなければいけない。犯人を見つけ、代わりの生贄を選ぶ必要がある。
キャラクター
巌高仁(イェン・ガオレン)
がおれん
性別:男 年齢:42歳 職業:神官長 村の長。蘭玲の父親であり、神官長。今回の儀式の最高責任者のためなんとしてでも儀式を成功させようとする。
巌蘭玲(イェン・ランレイ)
らんれい
性別:女 年齢:18歳 職業:巫女 天佑が恋人であり、今回の死亡者である巫女の曹朱亞(ツァオ・シュア)とはライバル。少し強情なところはあるが、根は優しい。
李天祐(リー・チンヨウ)
ちんよう
性別:男 年齢:20歳 職業:神官 読み書きができ、知的な人物。蘭玲の恋人。次期神官長として勉強中。蘭玲の恋人であるため、次期村長とも目されている。
蔡浩文(ツァイ・ハオウェン)
はおうぇん
性別:男 年齢:18歳 職業:朱亞の恋人 今回の死亡者である巫女の朱亞の恋人。小さい時に川に流されているのを朱亞が発見。それ以前の記憶はない。小さい頃に助けてもらった朱亞に恋をし、たがいにひかれあった。
譚悠炎(タン・ユーエン)
ゆーえん
性別:男 年齢:20歳 職業:幼馴染 朱亞と天佑の幼馴染。小さい頃から両親が彼に仮面をつけさせており、誰もその素顔を知らない。優しい性格をしており、彼が怒った姿を見た者はいないため、怒った時は鬼に化けるといわれている。
制作者のコメント
『安寧(あんねい)の代償(だいしょう)』 3作品目。うずでできることを試した作品です。