マンション「Liebe(リーベ)」―そこは、秘密を抱えた住人たちが集う場。 ある日、606号室の住人・零が死体となって発見された。 それは誰かの手によるものか、それとも彼自身が選んだ結末なのか。 容疑者は、6階に住む5人の男女。 絡み合う思惑、真実の先にあるのは「愛」か、それとも「嘘」なのか。

航空宇宙局所属 宇宙遺物調査隊　諸君 ーーーーーーーーーーー 我々は幾度となく地球外生命体との戦争を繰り返していた。辛くも人類の勝利で終わりを告げたが、長きに渡る戦いで地球資源は枯渇している。そこで、兼ねてより計画していた月面移住計画を遂行することとなった。 君達のミッションは、宇宙に漂う人工廃棄物を回収し、移送機との衝突事故を未然に防ぐことだ。少々死亡率の高いミッションだが、無事の帰還を祈っているよ。 ーーーーーーーーーーー 航空宇宙局　長官

鈴木が自宅でパソコンを使い仕事をしてたところ突如として家が停電になる。 なぜ・・・？ どうして・・・？ あと少しだったのに・・・！！ バックアップしてねぇよ！！！！ 鈴木の脳は絶望と怒りで沸き立つのだった。

人里離れた山奥にある怪しげな研究施設。 そこでは、医療に応用するためのバイオテクノロジーの研究がされている。 ある日、日が落ちたころに5人の人間が施設を訪れていた。 中に入った5人が目にしたのはおぞましい光景だった。 ぼろ雑巾のようになった職員が血だらけで転がっている。それは明らかに、人間の所業ではなかった。

デッドマン。 それはハロウィンが近づくある期間、墓地から目覚める死者たちの名だ。 彼らは自我を持ち、歌い、踊り、盛大な宴を開く。 3日間のみ許された生者禁制の催し！ 死者による死者のための死者の宴！ これぞ"デッドマンズ・バンクェット"！ しかし、今夜の宴は一筋縄ではいかない。 なんと、宴の最中に首のないデッドマンの体が発見されたのだ。 デッドマン同士で傷つけあうのはタブー。 果たして、彼らは無事に宴を再開することはできるのか！？

　深い深い森の奥に、街の人は誰も訪れることのない、古い館がありました。 　その館には「黒い魔女」と呼ばれ、街の人々に恐れられていた、そんな魔女と、その弟子や使用人たちが、住んでいました。 　彼らは、それなりには違いありませんが、それでもやはり愉快に暮らしていたのです。 　明日は弟子の魔女アミィの旅立ちの日。館のみんなは、アミィの出発を盛大に祝おうとパーティーの準備を進めていました。 　夕食は広間にみんなで揃って食べるのが、みんなの決まり。ところが、黒い魔女はいつまで待ってもやってきません……。

あの日から1年。またもやってきたエイプリルフールの日、家族は再び家に集まっていた。今日は海外に単身赴任中だった父『龍之介』が帰ってくる。 チャイムが鳴り扉を開けると赤ん坊を抱えた龍之介が立っていた。 「お父さんな…向こうで不倫しちゃったんだ。」 そして消える赤ん坊！ 何故か増えた長男のポコリン！ 猫！

時代は現代。 とあるペンションに宿泊していたあなたたち５人。 翌朝ペンションのオーナーの死体が発見された。 外部犯の可能性はなさそうで、それはこの中のだれかが犯人であることを示している。 あなたたちは犯人を見つけ出し、幸せな明日へ向かうことができますか？

かつて世界には人々の命をおびやかす「魔王」が存在していた。 しかし、ある時聖剣を手にした勇者が現れ、仲間とともに魔王を封印する。 恐怖から解放され、世界には平和が訪れたのだ。 世界を救った勇者は、全ての生命を司る世界樹の根に聖剣を突き立て、再び脅威が現れた時、勇者の資格を持つ者が抜くことができるように魔法をかけた。 世界樹の根本には小さな里が作られ、以来長きにわたり聖剣を見守っている。 それから50年の月日が流れ…幸せな日々はある日突然崩れ去った。 里に入った「魔王復活」の知らせ。 その証拠に世界樹からは生命の葉が次々と枯れ落ち始める… 「ついにこの時がきたか…」 状況を悟った里の人々は聖剣の元へと集う。 そこには確かに聖剣があった。 しかし、すでに樹の根本から引き抜かれた状態で置かれていたのだ。 昨日の見回りの時点では聖剣は確かに樹にしっかりと刺さっていた。 この里の中に勇者の資格を持つものがいる…？ しかし、聖剣を抜いたと名乗り出るものはいない。 世界の危機だというのになぜ？勇者の資格を持つ者は一体誰なのか。 里の中で勇者探しが始まった。

“世界を蝕む見えざる脅威——その名は「ミアズマ」” 目に見えぬ細菌型モンスターが瘴気となり、大地を侵し、人々の命を奪っていく。 Peacefulの教皇がこの予言を下したのは、数年前のことだった。 この言葉を受け、辺境の研究施設にて「特効薬」の開発が始まる。 指揮を執るのは、天才研究者 “所長” 。 そして、ついに特効薬完成の時が迫る中、5人の専門家がこの施設に招かれた。 ——医師、ビール職人、騎士、探検画家、鼠取り。 それぞれが専門分野を活かし、世界を救うために集められたはずだった。 その夜、所長が殺されるまでは。 容疑者は5人。 失われた特効薬のレシピ。 謎に包まれた研究施設の真実。 夜明けまでに、すべてを解き明かし、特効薬を完成させなければならない。 ——さもなくば、ミアズマが世界を滅ぼすだろう。