時は大正時代、文明が開花し我が大日本帝国も列強の一国となった。そんな中、12月関東某所である企業の社長が主催の食事会が開催された。食事会はつつがなく行われ、その後各々が部屋に戻るなり行動を行った。手伝いは多くが帰り、住み込みの者が1人残った。雪が降り始め、あたりを静寂が包み込む。しばらくして突如 「きゃああああああああ！！！！！」と叫び声が屋敷中に響き渡った。 　屋敷にいた人間が騒ぎの元に集まると社長が死んでいた。私たちは殺人事件を解決する必要がある。今夜は大雪。誰も逃げることはできない。つまり私たちの中に殺人犯がおり、見つけなければ次に死ぬのは自分かもしれないのだから。私たちは食堂に集まり互いに疑いを掛け始める

これはエディンバラへと向かう寝台列車で起きた殺人事件。容疑者は貴方たち5人であり、殺人犯は貴方たちの中にいる。犯人を特定し、拘束しなければ次に殺されるのは貴方かもしれない。それぞれが様々な思いを抱きながら暗躍する寝台列車。あなたはこの謎の真相を解くことが出来るだろうか。エディンバラ行き寝台列車殺人事件の開幕はもう近い。

　今から少し昔の中華の山奥には非常に栄えた村があった。 　その村には大きな神殿が存在し、そこには豊穣の神が祀られていた。そしてその村にはある秘密があった。それは10年に一度、村の中から1人を生贄に捧げ、豊穣を願うのだ。 　そして儀式の前夜、事件は起きた。儀式の当日に生贄となる者が何者かに殺されていたのだ。 　村はこの儀式のおかげで繁栄しており、この儀式を怠ってはいけないといわれている。 　何としてでも村の繁栄を守らなければいけない。犯人を見つけ、代わりの生贄を選ぶ必要がある。

これは1900初頭年代に起きた殺人事件の話。被害者はジェイムズ・オズボーン・スタンホープ伯爵。彼は貴族の中でも数少ない高貴なる者の義務（ノブレス・オブリージュ）を守っている、偉大な貴族として有名だった。そんな中彼が死体となって見つかった。容疑者はこの屋敷にいた6人。この屋敷につながる橋は崩落し、早急に犯人を見つける必要が出てきてしまった。さあ、高貴なる者の義務の殺人者（マーダー・オブ・ノブレス・オブリージュ）を見つけるとしようか。