私は今日も、愛する王子さまに会いに行く。 　三日後、大切な選択をするために。 　――彼女は出会い、恋をし、大人になって結ばれた。 　そう、そして。 　それから。 　添い遂げるのは幸福か、身を焦がすのは幸福か。幸福のために失うものは、何か。大切な王子への想いは何を運び、何を結ぶのか。これは幸福の形を探す物語。 　そうした結末へ、進む物語。

吹雪吹き荒れる雪山での遭難 手元にあるのは限りのある僅かな食料 傍らに立つのは、大切な家族 そこでは……相手を大切に想うほどに、 難しい選択が強いられる

山奥の屋敷で起こる モンストギューの3体の像にまつわる殺人事件 ------------------------- モンストギュー青春三部作のひとつ「勝利」の像を所有する資産家のエビハラ氏は自身がオーナーである山奥の屋敷に客人を招待をしていた。 集まったのは3人の客と使用人。晩餐会を楽しんだ彼らはここで一夜を過ごす。 そして翌朝、事件は起こる。オーナーの死体が大広間で見つかったのだ。果たして犯人は誰か。あなたはなんともややこしい事件に巻き込まれてしまったのだった。

「虚実の双眸（そうぼう）　双頭の悪夢」 　N県の山間にある冨太地（ふたち）村。文字通り豊かな林に恵まれた地にあって林業と土地の売買で栄え、村の最有力者となった妻夫木家の当主巳一郎が行方不明となった。まさかの事態に事件の可能性を見出す村人たち。 　疑われたのは村の外れに一人で暮らす少女、涼香だった。 　本当に彼女は犯人なのだろうか。彼女に少なからず関わり、その瞳に深く惹かれている巧巳、透、彩は彼女と事件のつながりを探りはじめる、そして背景にあると考えられる20年前の惨劇と「異形の者」へ目を向けるもその調査のさなか、殺人事件が発生した。 　交わることができない蛇のように絡み合う今昔の事件。絡めとられるのは、誰か。

みなさま、ようこそいらっしゃいました！ 私はこのゲームの司会進行を務めさせていただくGMでございます。 今宵、みなさまには体験型マーダーミステリーをしていただきたいと思います。 きっと、みなさまにとって忘れられない一日となるでしょう！ さぁ、リアルマーダーミステリーの開幕です！

N県の避暑地にたたずむ瀟洒なペンション「銀河荘」にて、カリスマ女優「月代亜那（つきしろあな）」率いる芸能プロダクション「アルテミス」の面々が、彼女の誕生日パーティを祝おうと集まった。 おりしも夜空には白く不気味に輝く流れ星が・・・。 流星墜ちるとき、惨劇の幕が上がる。

僕ら「無人島散策サークル」の新入生４人と妹ひとりは、初めての無人島に胸を躍らせ、自由に散策を楽しんでいた。 だがメンバーのひとり、アオヤマブキがいつまで経っても帰ってこない。不安が広がり、僕らは彼を探した。 大雨が降りしきる中、彼はついに死体となって発見された。 事故か、それとも……。 彼の死の"真相"をこの孤島で見つけ出せるだろうか。

キャンパスライフの思い出に残る、青春ど真ん中の第一印象ゲーム！ 花札の役や札を少しだけ学びながら、仲良し？な３人組同士が、「第一印象ゲーム」をするシナリオ。 ――舞台は、大学生活も終盤に差し掛かった卒業間近の夜。気心の知れた仲間たちと過ごす最後の時間を特別なものにするため、６人の男女が集まった。 組み合わせその１: 牡蝶 結弦、十鹿 紅花、萩 獅音。かつての気まずさを乗り越え、今や３人で一緒に行動する仲良しチーム。結弦が提案した「菊瀬くんのバイト先での飲み会」がきっかけで菊瀬の店に行く事になった。 組み合わせその２: 三好 桜、芒雁 月乃、藤月 杜宇。美女と美少女の間に挟まれた「自称空気」の杜宇が、月乃の頼みで参加を決めた。普段は飲み会に参加しない３人が、桜の「お酒を飲むならこの場所！」という強い推しでやって来た。 6人の第一印象ゲームが幕を開ける。 ルールは簡単。 お題に沿って「〇〇そうな人は？」という問いかけに対し、皆でいっせーので指差す。選ばれた人と、その人が選んだ人が罰ゲームを行いながら、互いの距離を縮めていく。 シンプルなゲームに見えて、実は互いの内面を探り合う心理戦が繰り広げられる！気になる人の本音を引き出したり、意外な一面を発見したり、誰と誰がどんな関係になるのか、を楽しむゲーム。 大学生たちのリアルな青春と、駆け引きを存分に楽しめる、新感覚のキャンパス飲み会ゲームをぜひ体験してみてください！

大ヒットミステリー小説『誰がアリスを殺したのか？』 同作のオンライン同好会に参加したあなたたちは、 それぞれが思い思いのアカウント名で小説の考察を楽しんでいた。 そんな同好会がオフ会を開催することになり、 会場に選ばれたのは吊り橋の先にある古いロッジだった。 オフ会のルールは「自分のアカウント名を明かさないこと」。 オフ会当日。 ロッジ到着後、メンバーの1人が参加者の死体を発見してしまう。 あなたたちは顔を見合わせる。 仲間を殺した犯人が、この中にいるのだろうか――？

　一緒に過ごせるだけで幸せだった……。 　その笑顔を見ているだけで満足だった……。 　だから、悲しかった。騙されていたんだとわかったときには。 　それでもキミを嫌いにはなれなかった。