あらすじ
伝説の名探偵ミャーロック・キャリコがその仲間たちと発足した秘密探偵組織「ZOO」(Zest Of the Omniscience)。 世にはびこる悪と戦い、数々の難事件を解決し犯罪組織を壊滅させてきた実績を持つ。 しかし、あろうことかそのアジト内で事件は起こる。 被害者はその名も「強欲探偵」腹太鼓徳利(はらだいことっくり)。 自分の利益最優先で事を運ぶ探偵である。 情報を高値で売りつけたり、捜査資金を高利で貸し付けたりと探偵仲間たちの評判はお世辞にも良いとは言えず、むしろ恨みがない者の方が少ない。 朝、出勤してきた事務員が事務室で倒れている腹太鼓を発見した。 殴打された頭部の血の凝固具合から見て、犯行時刻は昨夜の午後8時から午前2時にかけての間。 その時間にアジトにいたの「ZOO」の探偵4人に容疑がかけられた。 いずれも腹太鼓に用事があったようだ。 探偵たちは自らの潔白の証明、またはプライドのため 真相究明に最善を尽くすのであった……。
キャラクター
八潤礼恩
はちうるいれおん
「偽装探偵」 「ZOO」内では中堅のポジションに位置するベテラン。証拠が何一つ見つからない完全犯罪も、彼がひとたび本気を出せば事実をねじ曲げもっともらしい証拠を作り上げてしまう。ただし今回はオフに起きた事件のため、あまりやる気はないようだ。
五里飛雄真
ごりひゅうま
「怪力探偵」 頭より先に体が動く、文字どおり腕っ節で事件解決に貢献してきたメンバー。八潤(はちうるい)など理論派の探偵とコンビを組まされていたが、最近はひとりで名を上げようと目論んでいるようだ。細かいことは気にしない、豪胆な性格の持ち主。
旨津乱歩
うまづらんぽ
「ウマ面探偵」 勝気で鼻息の荒い新人探偵。昔から探偵業に憧れていたこともあり、どんな雑用も喜んでこなす。実績はまだないが、まるで人参を前にぶら下げられているかのように精力的だ。いれこみすぎだと、よく先輩探偵から注意されている。
猫間ターニャ
ねこまたーにゃ
「芸能探偵」 アイドル活動もしている新人探偵。「ZOO」のボス・ミャーロックの孫にあたるが、もともと探偵としての能力はないと思われていた。しかし、ある時期を境に芸能界で起こった数々の怪事件を解決し、その実績から「ZOO」にスカウトされた。
制作者のコメント
被害者も犯人も、登場人物が全員探偵のキャラゲー型シナリオです。 羞恥心を捨て去り、わいわいとロールプレイするとお楽しみいただけるかと思います。 プレイ後にSNS、口コミなどで本作を拡散していただけると助かります。