あらすじ
※推理重視のシナリオです※ ※感想などのやりとりは配役がわからないようにしてください※ ※駆け引き要素あります※ ※犯人解明は……体感で五分五分といったところです※ ※グロテスクな表現、残酷な描写があります※ 1930年代、倫敦(ロンドン)郊外(こうがい)。 闇の社交界の中でも一際秘密に包まれたサロンがあった。 その名も"RIPPER(リッパー)"。かつてイギリス中を騒がせた連続殺人犯の名を冠すサロン。それはいわば――「殺人愛好会」。 このサロンでは、毎月、秘密の会合が開かれている。 主催者であるイアコフの所有しているカントリーハウスで、各自仮面をつけ、素性を隠し、己の行った殺人について自慢をしあうのだ。 ……それはとある六月の第二週。 いつもの通り、主催者のイアコフ、そして参加者であるフィリポ、トマス、ペテロ、ヨハネが集まり、美しい庭園や絵画、稀覯(きこう)本等を楽しんだ。 そして、彼ら全員で食堂に集まり、お茶会が始まろうとした、その時であった。 ――主催者のイアコフが殺されている―― この優雅で秘密に満ちた会合の主催者が殺されてしまっては、この会合はもう続けられない……。 なぜならこの会合の参加者全員の素性を知るのはイアコフだけだからだ。 「この会合を台無しにした犯人には死の鉄槌を!」誰からともなく声が上がる。 勿論警察は呼べない。ここにいる全員が御用になるからだ。 主催者のイアコフを殺したのは誰か、残りの参加者による話し合いが始まった。 BGM:魔王魂様 画像:やりやり様 SilhouetteAC様 SPECIAL THANKS:テストプレイ参加の皆様
キャラクター
フィリポ
ふぃりぽ
殺人流儀:毒殺 「どんな屈強な殿方でも一杯の紅茶で死んでしまうの」
トマス
とます
殺人流儀:銃殺 「一発の弾丸さえあればいい」
ペテロ
ぺてろ
殺人流儀:撲殺 「骨が砕ける感触は何物にも代えがたい」
ヨハネ
よはね
殺人流儀:溺殺 「水の滴る死体こそ美しい」
制作者のコメント
本格的な推理を目指した作品です。 雰囲気を味わうために紅茶など飲みながら遊んでみてください。 楽しんでいただけましたら幸いです。 普段は黒崎化燐の筆名でホラー等を執筆しております。 そちらも楽しんでいただけましたら嬉しいです。 2023/06/08 微修正