町外れの路地裏にひっそりと佇む怪しい店。そこで売られている《商品》には不思議な力があるとか……。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 家を飛び出した。行く当てなんてない。ただ真っ直ぐに歩き続けていた。 そんな俺を追いかけてきたのは、幼馴染みの雫だった。 「ねぇ、どこに行くの？」 彼女は俺を引き止めてそう言った。 そして続けて、 「この町の外れに不思議な商品を扱う店があるんだって！ この前、友達からそんな話を聞いたの。私と一緒に探してみない？ もしかしたら今の私たちに必要なものがあるかもしれないよ？」 これは、そんな二人が紡ぐ夏の物語。

この町では、一件の家が心霊スポットとして注目を集めていた。 そこでは２０年前に一家惨殺事件があり、その後は幽霊の目撃情報が多くあがり 地元では有名な家だった。 その家に今日、たまたま鉢合った2人が調査に乗り出すので合った。

とある大学生の日常、サークル活動も始まり新入生歓迎の合同コンパが行われることとなった。 そう、いわゆる合コンだ！ しかし予定していた女の子が２人来ない。 女の子１人で臨むこととなった合コンの行く末は……

ここは非利亜学園高等学校。 卒業式を来月に控えた2月14日 学生生活最後のバレンタインデーだ。 この日は1年生から3年生まで浮き足立っている。 そして、彼らもまた例外ではなかった。 なんと再びラブレター・チョコレートが差出人不明で下駄箱に入れられていた。 ４人は放課後の教室で議論を交わすことに……

ここは広島県竹原市、古き良き街並みが残る静かな町である。 街並みがいつまでも綺麗であるように、人との繋がりや思い出も、いつまでも色褪せない綺麗なものである。 これはそんな竹原市を舞台にした、高校生たちの思い出、そしてこれからの話である。

※『Colorful Step』の続編です！ 高校3年生になった2人！ 前回から１年近く経ち、関係はどのように変化して行ったのか。 季節は夏休み。 進路のこと、お互いのこと、それぞれの思いを胸にどのような物語を展開していくのか。 ラブコメプレイング、開幕です！

人気ミステリー作家九条雅(くじょうみやび)の最新刊。 その発売日に、死体が発見される。 死亡推定日は、完成原稿が出版元にわたる前日。 完成前の小説を基にした見立て殺人。 実行できたのは小説の内容を事前に知ることが出来たものだけ。 殺人にかかわった者が、この4人の中に必ずいる。 あなた達は小説が書かれるまでの二カ月間を回想し、 事件の真相に辿り着けるだろうか。

世間はクリスマスムード1色。 しかし、ここにクリスマスどころでは無い者たちが居た。 ここは非利亜学園（ひりあがくえん）高等学校。クリスマスを来週に控えた１２月１５日。 朝登校して来た優君を待っていたかのように押し掛ける茂夫男。 話を聞いてみると、それはなんと１通のラブレターが下駄箱に入っていたとの事だった。 どこかで聞いたような話だが、茂夫男の話を聞く為に放課後、友達を集めて相談する事となった。 しかし、やはり集まった友達は相変わらず一癖も二癖もある強者だった……

日曜日の昼下がり お昼ご飯を済ませ平穏に過ごしていた奏多くん そんな月代家に異変が起こる。 突如鳴り響くインターホン しかし家族の誰も慌てはしない なんの事か分かっているからだ。 インターホンを鳴らしているのはお隣さんの女の子『如月舞』 幼なじみの男女が織り成す物語。 あなた達はどのように紡いでいくのか。 開幕です。

人間嫌いの一人の科学者《ダリル》が、自らが最も愛する対象として一体のアンドロイドを作り上げた。 そのアンドロイドは《レオナ》と、名付けられた。 レオナはダリルに対し献身的に尽くした。 ダリルの調整によりレオナには学習型AIが搭載された。 AIのおかげでレオナはより人間らしくなり、ダリルとの日々を過ごした。 【数年後】 ほとんどが廃墟と化した街に5人の若き科学者がやって来た。 かつては栄華を誇っていた街だが、強力な伝染病により1年でゴーストタウンとなったのだ。 現在ではワクチンも治療法も確立された為、その5人は過去の技術を調査する為に訪れた。 5人は街の外れにまだ綺麗なままの建物を発見した。 扉を開けると、そこには一体のアンドロイドと男性の死体があった……