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ウズで遊べる『猫雲丹』のマダミス一覧

ペットは何も喋らない background image
ペットは何も喋らない
猫雲丹
あなた達はとある飼い主の元に暮らす5匹のペットだ。そして今、大きな問題に直面している。 5匹のうち誰かが壊したオルゴールは、飼い主にとってかけがえのない宝物だったらしい。 壊した者は確信する。バレたらもうここにはいられない……きっと自分は捨てられてしまう。 誰がオルゴールを壊したのか? あなたの選択が、ある者の運命を大きく変える……。
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2021/01/15公開
天使と悪魔と人間と background image
天使と悪魔と人間と
猫雲丹
ここはエクソシストの卵が通う男子校。 あなた達はこの学校の生徒会執行部に所属している、優秀な生徒だ。 今日は月に一度行われる「特別会議」の日。開始時刻は午後9時。 生徒会顧問でありエクソシストの「烏野(からすの)」が同席する中、都内で確認されている「悪魔に取り憑かれた人間」のリストを基に、現在の進捗状況の確認や今後の作戦を練っていた。 会議が終了したのは午前0時。 いつの間にか外は凄まじい豪雨が吹き荒れ、時折雷鳴が轟いていた。 帰宅困難な状況であると判断した烏野は、あなた達に校内で一晩泊まるよう指示を出す。 そして翌朝…… 無残な状態で息絶えた烏野を発見する。 死体の状況から見て、人間の仕業ではないと瞬時に気付く。 これは間違いなく「悪魔」の仕業だ―――。
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2021/05/21公開
四人の名探偵 background image
四人の名探偵
猫雲丹
その日は少し肌寒かった。 青々とした葉は落ち着いた色へと衣替えをし、秋の始まりを告げている。 都内某所の1軒家。主不在のまま10年。 取り壊されることもなくひっそりと存在し続けていたその家に、5人の男がいた。 無口で大人しい、どこか影のある「タクシードライバー」 何がそんなに楽しいのか、常に無邪気で陽気な「私立探偵」 いつも悩み、怒っているような厳しい顔の「弁護士」 人の良さが滲みでている、知的で温和な「推理作家」 人を上からでしか見ることのできない、横柄な態度の「刑事」 彼らは正体不明の差出人から招待状を受け取り、ここへ集まっていた。招待状の内容はこうだ。 「10年前の未解決事件を推理し、犯人を当てられた者に賞金1千万円を与える」 子供のいたずらか、単なる嫌がらせか。普通ならこんな招待状、丸めてゴミ箱送りにされるのがオチだろう。それでも彼らは集まった……なぜか? 答えは明白だ。彼らが「一般的思考をもつごく普通の人間」とは違うから。皆、難事件を解決した過去のある所謂「名探偵」だったのだ。事件を推理することこそが、彼らの生きる楽しみなのだ。 10年前の事件について、律儀に人数分用意された「資料」を見ながら各々が推理し、ああでもないこうでもないと議論を重ねる……しかし推理は難航。 名探偵たちが5人もいながらにして、事件の真相も犯人もわからぬままにただ時間だけが闇雲に過ぎていった。 夜も更け、次第に彼らの口数も減っていく。 明日の朝になればまた思考が冴え、この難事件を解決できるかもしれない。そんな誰かの提案に全員が賛成し、一行はしばしの休息をとることにした。 今にして思えば、この選択こそが名探偵達の最初の「過ち」だったのかもしれない……
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2020/12/06公開