自然豊かな森に囲まれた2階建てのコテージ。 株式会社ASGのあなたたちは全社員５名で社員旅行と称し、この地を訪れていた。 社長が大学生のときに親友の部長とともに起業。 紆余曲折はありつつも業績は安定し、半年前からは大学時代の後輩であるジェイクも参加。 さらに秘書 アンナと経理 ユリも入社し、今回の旅行は親睦を深めるためのものでもあった。 普段とは違う緑あふれる環境で昼間は各々の時間を過ごし、夕方はテラスでBBQ、夜は花火を楽しむつもりであった。 ところがBBQ終了間際になって、突然激しい雷雨。 コテージの中に逃げ入り飲み会をしていると、経理 ユリの姿が見当たらない。 トイレに様子を見に行った秘書 アンナが見たものは、床に横たわり動かなくなった経理 ユリの姿だった……。

「う、うぅ……」 夕食後、体調が悪くなり、トイレに消えていくシンゴ。 

脳 「あんたたちがサボったから、シンゴの具合が悪くなったんでしょ」 
胃・肝臓・腸 「そ、そんな〜！！」 疑いをかけられた胃、肝臓、腸たちは、自らの潔白を晴らすため、体調不良の原因を探す話し合いをすることにしました。



「う、うぅ……」
 目覚めたタツヤの目に映るのは、見慣れない白い天井だった。 「ここは……病院？ 俺は一体なにを……ていうか、何があったんだ？」 脳「大変! タツヤってば、記憶がなくなってる!? ちょっと、何があったのよー？」 海馬、前頭葉、シナプスたちは、タツヤの記憶を取り戻すために話し合いをすることにした。


「う、うぅ……」
 お風呂から出た後、唸りながらソファに横になるサトシ。

 脳「あんたたちの誰かが弱ってるから、サトシの具合が悪くなったんじゃないの！？」
 疑いをかけられた上腕二頭筋、大腿四頭筋、横隔膜たちは、体調不良の原因を探す話し合いをすることにした。