メニュー

ウズで遊べる『雨宿りの回廊』のマダミス一覧

B-rain_Storm background image
B-rain_Storm
雨宿りの回廊
 B-rain_Storm計画――人間の脳の活動を解明しようと立脚された計画だ。リーダーの冬木が主導し、着々と成果を上げていた。この計画の特徴は大きく2つある。1つは研究対象が二重人格ということである。もう1つは研究の際、人体実験をしていることである。当人たちの許可が得られているとはいえ、もし事情が分からない人が知れば、非人道的だと追及するかもしれない。そこで冬木は表向き精神療法として別荘に被験者3人を集め、治験として怪しい薬物療法をおこなっていた。この別荘にいるのは4人、冬木朔、秋山紅葉、夏目碧、春日蒼太だが、全員二重人格を持っている。混乱しないように、クロ、ブラック、アカ、レッド、アオ、ブルー、ミドリ、グリーンとあだ名をつけて過ごしていた。  そんなある日、冬木は画期的な薬を開発する。「二重人格が同時に覚醒している状態を作り出す」薬だ。こうすれば、もう一つの人格が何をしているか知ることができるし、並行して2人が考えることができるので、問題を解決する能力があがるかもしれない。冬木は夢のような薬を3人に飲ませ、実験の成功を祈った。……しかし、彼が成功を知ることはなかった。  薬を服用させた翌日、冬木は死体となって発見された。こんな山奥だ、犯人はこの家の中にいる者に違いない。しかし、警察に通報したとしても、犯人は二重人格持ちとして、責任能力が無いと判断されるかもしれない。犯人をしっかり見つけることができるのは、ここにいる6名だけなのだ。
6
110
2021/09/19公開
電説の社長 background image
電説の社長
雨宿りの回廊
電気通信仮説実証研究室株式会社、略して「電説研究室」。 決して規模の大きい会社ではない。決して人の多い会社ではない。しかし、とある企業のグループ傘下にあるこの会社は、時代の最先端と言っても過言ではない仕事を請け負っている。設備、従業員は最高レベル。あまり多くの業務は引き受けないが、一度関わった仕事には”完璧”を叩き出す、まさに「でんせつ」の会社だ。 本日は晴天、普段と何も変わらない平日。いつも通りに仕事をし、いつも通りに帰宅する。そんな何気ない一日になるはずだった。 しかし一転、夕方に事件が起こる。社長の死体が発見されたのだ。意味のなかった日常は、突如意味を帯び始める。今日は何が起こった?今日は何をしていた? さあ、話し合いの始まりだ。
4
80
2021/11/06公開
霧咲いた都の面影 background image
霧咲いた都の面影
雨宿りの回廊
 音楽創作グループ「ブンカイブンカ」  構成員の6人全員はそれぞれ国籍が異なり、専門分野も違う。しかし、創作に対する情熱は一致していた。6人は次々と作品を作り出し、有名とは言わないまでも順調に活動を続けていた。  ところがある日、ある別荘に全員で集まっていたとき、悲劇が起きてしまう。ボーカリストの冷たくなってしまった死体が発見されたのだ。これは事件なのか、事故なのか、真相を知るため、5人は話し合いを始める。
5
150
2022/01/08公開
エジプト殺人アフター5 background image
エジプト殺人アフター5
雨宿りの回廊
ここは紀元前2500年ごろのエジプト。 あなた達は皆ファラオのためのピラミッド造設に従事する労働者だ。日中はピラミッドの材料となる石を切り出す採掘場で働き、日没後は町へ帰って宴会をし、1日の疲れを癒す。 あなた達4人の名前が呼ばれたのは、そんな飲み会が盛り上がりを見せている最中のことであった。声の主は町の規律を守る尋問官で、なんと採掘場の責任者であるカノプールという男が、彼の仕事小屋で何者かに殺害されていたのだ。 そしてその容疑者に上がったのが、今日カノプールと面談を行なったあなた達4人であった。みるみるうちにあなた達は手枷と腰縄、猿ぐつわまで施され、松明灯る尋問台へと上げられてしまった。石造りの尋問台はあっという間に民衆に囲まれ、人々は非難と好奇の目であなた達に視線を注いでいる。もちろん、手には麦酒を持って。 あなた達はこれから衆人環視の中で自身の無罪を声高に叫び、犯人を炙り出すのだ。 さもなくば、全員が次の朝日を牢獄の壁の隙間から眺めることになるだろう!
4
50
2023/03/21公開
帝国漂流船のバルカロール background image
帝国漂流船のバルカロール
雨宿りの回廊
1880年、アラビア海。 亜大陸の平定後、帝国海軍は島嶼部への調査隊の派遣を続けていた。 有人島調査を無事に終えた一艇の調査船は島を離れ、6人の隊員を乗せ帰路についていた。 穏やかな波と晴れ渡った空が、旅の帰路を祝福しているようだった。 甲板で潮風を受ける6人の表情には旅の疲労がありながらも、それぞれが自身の技能を余すことなく発揮した達成感が滲み出ていた。 あとは亜大陸の港に帰るのみとなった。 眩しい夏の日差しを探検服の背に浴びながら、亜大陸の港に思いを馳せる。 しかし、思い描いた夢は叶わず、アクシデントに巻き込まれてしまう。 我々の身に何が起こったのだろうか? 整理するためには、順に思い返す必要があるだろう。
5
150
2024/11/06公開