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Miss Murderの事件簿
(3作品)

Enigburgh(エニグバラ)を舞台とするMiss Murderの事件簿シリーズ

Miss Murderの事件簿 〜沈黙のホテルで四重奏を〜 background image
Miss Murderの事件簿 〜沈黙のホテルで四重奏を〜
アラン校長
 ここはE’s Hotel(イーエスホテル)。Enigburgh(エニグバラ)郊外にある個人経営の小さなホテル。  この日はオーナーがお休みで清掃員が無断欠勤と散々な日だったが、人手不足はいつものこと。いつもと違うのは4つの客室が全て埋まっていること。  稀有はさらなる稀有の前触れであるのか。静かなホテルで序奏が重く響き始める。 ――ここはE’s Hotel。Enigburgh郊外の小さなホテル。お客様、朝になりました。殺人事件が発生いたしました。
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2020/12/21公開
Miss Murderの事件簿Ⅱ〜追憶の薬屋で三重奏を〜 background image
Miss Murderの事件簿Ⅱ〜追憶の薬屋で三重奏を〜
アラン校長
All overs are ill. Not all ills are covered by medicine. 薬も過ぎれば毒となる。毒を制すのは薬とは限らない。 ここはEnigburgh(エニグバラ)東部、昔ながらの店が立ち並ぶ商店街。その一角に店を構えるのは小さな薬屋(くすや)。約50年間、この場所で営業し続け、地元の人たちからも愛されている老舗だが、時代の波と権力には逆らえない。再開発に伴って移転が決まっている。今日はその移転のための片付けの日。それを手伝いに来た2人と店の下女、手伝う気のない代理オーナー、4人が集った薬屋で事件は起きる。皆さま、薬と毒にはくれぐれもお気をつけて。
3
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2021/03/16公開
Miss Murderの事件簿3〜邂逅の寝台列車で奏鳴曲を〜 background image
Miss Murderの事件簿3〜邂逅の寝台列車で奏鳴曲を〜
アラン校長
E's Hotelでの事件から遡ること約2年。 Enigburgh中央駅発の寝台列車「Sea-Lan特急」にて4人の人物が同じ車両に乗り合わせていた。その4人はそれぞれ2年後までの記憶をもった状態のまま列車内の部屋で目を覚ます。当時は顔も名前も知らなかったが、不思議な現象が起きた今であれば互いを認識できる。あのホテルでの事件を経て、過去で邂逅を果たした彼らの四重奏が再び始まる。
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2021/07/23公開