物語のたますじ！ 2023年8月某日、ここは日本の棒大学の大学寮 此処では、親元から離れて寮生活を送る大学生たちが暮らしていた。 時期的に夏休みを満喫するために実家に帰省した寮生が多い中、実家へ帰らずに休みを満喫しようと画策する3人組がいた‥‥‥

　事件は学内でも有名な飲みサー”のまのまウェイ”の新歓コンパで起こった。 「王様だーれだ！？」 　誰も名乗り出ない。このままでは空気が盛り下がってしまう。 「おいおい勘弁してくれよー！王様だれなんだよ～」 　メンバーのひとりがそう言うが、それでも手を挙げる者はいなかった。 「空気読めって！王様ぁ～！」 　それはもはや悲痛な叫びにさえ聞こえた。しかしその先は沈黙であった。 「これは……事件すね」 「な、なんだってー！？」 　熱き飲み会の話し合いが幕を開ける。

廃墟と化したとあるビルの一室。 本来であれば、色褪せた室内にはネズミや虫が往来するだけの景色。 よって、今の状況がイレギュラーであることは一目瞭然だ。 対峙する3人の人間。 その中心には、横たわるひとつの死体。

人類がゾンビと化す未曾有の災害が発生してから１ヵ月が経過した現代日本。 かつての平和な日常は一瞬にして崩壊し、生存者たちは必死に逃げ惑っていた。 そんな中、ある郊外のショッピングモールに3人の生存者が避難していた。記者の坂本、体育教師の福井、そして医者の安田。彼らは自衛隊員の宮戸に救出され、このモールに辿り着いたのだった。 バリケードで封鎖されたスタッフルームは安全だが、食料品は日に日に消耗していく。 ある日、昼過ぎから食料品を探しに探索に出た福井と宮戸。 20時にスタッフルームに帰ってきたが、特にめぼしい収穫はなかったようだ。 その一時間後、 福井、安田、坂本の３人は指令室で死んでいる宮戸を発見する。

日本が舞台の物語です。 卒業記念旅行の終盤、山奥の旅亭を訪れた3人の女性。 幼少期から仲良しの3人組でしたが、そこで恐ろしい事件に遭遇してしまいます。 スマフォは圏外、何者かによって電話線も切断され、通信手段が断たれた旅亭の共有スペースで、発生した事態の真実を巡る、緊迫の話し合いが始まります。

秋晴れの空が、とても綺麗な日だった。 都内某所で、とある有名俳優にインタビューをする三人の記者たち。 それぞれが様々な質問をして、面白そうな記事が書けそうだった。 しかし、あるアクシデントが起きて記事が書けなくなってしまう！

白山と黒川と灰谷は中学高校生時代からの付き合いで、同じ大学に進学をしてシェアハウスをするほどの仲。 そんな「三人組」だった。 今日はその中の一人、黒川の誕生日である。 しかし朝のことである。 「灰谷、遅いな」 黒川の親友の白山は、そう呟きながら黒川の恋人である灰谷の部屋に向かう。 そして戻ってきた白山は黒川に告げた。 「灰谷が死んでいる」 黒川が灰谷の部屋に行くと彼女は死んでいた。 以前、ここ最近、昨日…… 残された白山と黒川はいつからか、かすかな心当たりをお互いが抱えていた。 そして二人は、灰谷の死について動き出すのである。

町外れの路地裏にひっそりと佇む怪しい店。そこで売られている《商品》には不思議な力があるとか…… 都心にあるとある貸会議室の中央。 デスクの上に一つ置かれたノートパソコンには、そのような文章が残されていた。 君たちはここで知人と会う約束をしていた。 しかし、周囲には見知らぬ人間が2人。約束の人物はここにいないようだ。 この不可解な状況に、まずはお互いに情報交換を行うことにしたのであった。

町外れの路地裏にひっそりと佇む怪しい店。 そこで売られている《商品》には不思議な力があるとか……。 店の名は《渦屋みすてり堂》。 「読むと、そこに書かれた通りの事件が本当に起きる」というマーダーミステリーのHO（ハンドアウト）を求めて、今日も客人たちが訪れる。 仕事に疲れたサラリーマン。 家族に疲れた主婦。 勉強に疲れた受験生。 平凡な日常を逃れて辿り着いた非日常。 彼らの世界は、摩訶不思議なミステリーに彩られる？！

町外れの路地裏にひっそりと佇む怪しい店。そこで売られている《商品》には不思議な力があるとか…… それは匿名掲示板サイト「見ちゃんねる」の新着スレ。 東城大学の研究院生、浅元は好奇心からスレを読んでしまう。 篠崎教授、先輩の稲葉、浅元。小さな研究室を守る３人の運命が、狂いだす。 ～以下、敬称略～ Special thanks to <作画・装丁＞ くまーる <ＢＧＭ＞ １日のおわりに(Fukagawa) Hydrangea in June(Fukagawa) Large_Tree(Fukagawa) 好奇心(Fukagawa) M301_Ghost town(Fukagawa) バッテリー活動可能時間約１分_M334(Fukagawa) 何かあったであろう遺跡(Fukagawa) やさしいきもち(のる) 日曜日のサウンドスケープ(のる) 不穏の始まり(ゆうり) ラスボスというほどではない中ボスくらいの戦場(adawnihs) ＜ＳＥ＞ Taira Komori、効果音ラボ